ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年12月11日_記事番号:T00074420
カーシェアリングが台頭している。和泰汽車傘下のレンタカー最大手、和運租車(和運レンタカー)が提供する24時間営業の無人レンタカーサービス「iRent」は会員数が4年で5万人を突破した。カーシェアリング世界最大手の米ジップカーは6月に台湾に参入。高雄市政府は10月に電気自動車(EV)レンタル制度「U Car」を開始している他、台北市政府も同サービスの導入を検討している。10日付工商時報が報じた。
iRentの拠点数は16県市220カ所、車両台数は400台。年内に拠点数は250カ所、車両台数は500台に拡大する見通しだ。
ジップカーの拠点数は台北市、新北市の42カ所、車両台数は58台に達した。
台湾では若者の自動車購買意欲が減退し、必要な時に借りるという考え方が広がっている。賃金が伸び悩む中、自動車税や保険料、メンテナンス費用、駐車料金などの負担が高いことが背景にある。
また、カーシェアリングサービスではiRentが提供するトヨタのPHV(プラグインハイブリッド)「プリウスPHV」など、毎回異なる車両の乗車を楽しめることもカーシェアリングが台頭する要因となっている。
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