ニュース 政治 作成日:2017年12月11日_記事番号:T00074427
中国の李克新駐米公使は8日、ワシントンで中国人留学生や華人を対象に中国共産党第19回党大会の成果などに関するセミナーを開いた席上、米軍艦船が台湾に寄港すれば、台湾を武力で統一することも辞さない姿勢を示した。中央社電が伝えた。
李駐米公使の発言に対し、陸委会は脅迫的な発言は両岸(中台)の市民感情を悪化させるだけで、双方の関係改善の助けにならないと非難した(9日=中央社)
李公使の発言は、米国の2018年国防授権法に米台の艦船の相互寄港が盛り込まれ、米軍艦船が台湾に寄港する可能性が出てきたことと関係している。
李公使は「米国が軍艦を台湾の港湾に派遣すれば、(武力統一を容認する)反国家分裂法を適用する」と述べた上で、「米国の軍艦が高雄に寄港した日こそ、解放軍が武力で台湾を統一する日だ」と発言。「これは冗談ではない」と付け加えた。
台湾行政院大陸委員会(陸委会)の邱垂正報道官は「われわれはこの種の傲慢で横柄な態度を絶対に受け入れない。中共(中国)当局に抗議する」と述べた。
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