ニュース 電子 作成日:2017年12月12日_記事番号:T00074436
市場観測によると、液晶バックライトモジュール大手、瑞儀光電(ラディアント・オプトエレクトロニクス)は、米アップルが来年初めに発売予定のスマートスピーカー「ホームポッド(HomePod)」のトップカバーモジュールの組み立てを独占受注した。ラディアントは「特定の製品、顧客についてはコメントできない」とした。12日付工商時報が報じた。
ホームポッドはもともと鴻海精密工業と英業達(インベンテック)が組み立てを担い、年末に出荷する予定だったが、サプライチェーンの情報によるとトップカバーモジュールの品質上の問題で出荷が遅延している。このため、アップルはラディアントに依頼し、ラディアントはわずか4カ月で開発から量産にこぎ着けたとされる。
ホームポッドのトップカバーモジュールは▽ICチップ▽2~3インチのパネル▽バックライトモジュール▽タッチモジュール──を搭載しており、出荷単価はアップルの薄型軽量ノートパソコン「MacBook」に相当するという。
ホームポッドは来年第1四半期に出荷ピークは迎え、ラディアントの増収に大きく貢献すると予想されている。
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