ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年12月12日_記事番号:T00074443
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)が11日発表した11月連結売上高は296億7,800万台湾元(約1,100億円)で、前月比0.25%増、前年同月比6.6%増だった。1~11月連結売上高は前年同期比19.37%増の3,160億元で、過去3年で最高だった。下半期のオファー価格引き上げが要因だ。12日付経済日報などが報じた。
鉄鋼製品の来年第1四半期の台湾域内オファー価格について劉季剛総経理は、台湾市場の需要が弱いため、川下メーカーの競争力を考慮し、1トン当たり平均1.5%上昇と小幅上昇にとどめたと説明した。
一方、中国最大手の宝鋼集団(バオスチール)は11日、来年1月の中国国内オファー価格について、主要7品目中、熱延▽冷延▽厚板──など5品目を、1トン当たり80~120人民元(約1,400~2,000円)引き上げると発表した。CSCの劉総経理は、中国鉄鋼メーカーの価格引き上げや中国北部での減産により、台湾の川下メーカーにとって需要拡大や製品価格の上昇が期待できると話した。
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