ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年12月13日_記事番号:T00074463
中国鋼鉄(CSC)は高雄市政府の大気汚染対策に協力するため、来年にかけて第6ボイラーの脱硫装置、第2焼結炉の脱硫装置と脱硝装置の改善に26億6,700万台湾元(約100億円)を投資する。これにより、粒子状物質の年間排出量を220トン、硫黄酸化物(SOx)を1,419トン、窒素酸化物(NOx)を925トン減らせる見込みだ。13日付工商時報が報じた。
このほか、CSCは▽精錬工場の転炉2基の稼働停止・保守▽コジェネレーション(熱電供給)用ボイラー3基の年次保守・稼働率引き下げ▽圧延ライン11本の年次保守・稼働停止──により、粒子状物質の排出量を446.01トン、SOxを713.73トン、NOxを681.81トン減らす計画だ。
また、粉じん飛散を防止するため、今月中に原料貯蔵場の南側に656メートルの防じんネットを設置する。投資額は約1億7,000万元。もともと来年5月の完成を予定していたが、高雄市の冬期大気汚染対策に協力するため設置を早める。
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