ニュース その他製造 作成日:2017年12月13日_記事番号:T00074465
工業用紙大手、正隆(CLC)后里工場で絶えず異臭が発生していることを受けて、台中市政府環境保護局は12日、罰金4,761万8,000台湾元(約1億8,000万円)の処分を下した。台中市での大気汚染源に対する罰金額としては過去最高となる。13日付経済日報が伝えた。
正隆の后里工場(橋の後方)。台中市では大気汚染に対する市民の不満が高まっており、今回の罰金額の高さから台中市政府の大気汚染改善へ強い姿勢が読み取れる(12日=中央社)
問題の工場はパルプ加工の過程で異臭が発生していた。正隆は「既に改善計画書を自主的に提出した」とし、6億元をかけ、廃水処理システム、タービンなど異臭発生源の大気汚染防止設備の改善を進めると説明した。来年8月にも完了する。
環境保護局は2015年の段階で異臭を指摘し、期限内の改善を求めたが、正隆が部分的な改善措置しか講じず、基準を満たさなかったため、罰金処分に踏み切った。
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