駐車場に関する各種コンサルティングを手掛ける日本駐車場開発（本社・大阪市北区、巽一久社長）はこのほど、2018年１月に台湾法人を設立すると発表した。都市部を中心に駐車場が不足している台湾で、駐車場の管理、運営、ソリューションサービスなどを手掛ける。
日本駐車場開発は、台湾は駐車場市場が発展しているものの、日本ほどには駐車場が有効活用されていないと指摘。現地法人設立後は、台北を中心に、ビルオーナーに駐車場の安全性向上、収益改善およびサービス向上の提案を行う他、数多くの駐車場を所有する企業との提携も視野に入れて、３年間で50件のプロジェクト受託を目指す。
この他、ビル建設時に駐車場の配置や動線などに関するコンサルティングを行うなど、駐車場に関するソリューション提供も行うと説明。日本やアジア諸国での経験を生かし、駐車場ビジネスの成長著しい台北において、都市部を中心に不足する駐車場の需給ギャップを解消し、台湾の交通社会の発展と改善に貢献したいとの考えを示した。
