ニュース 商業・サービス 作成日:2017年12月13日_記事番号:T00074472
年初来の訪台外国人旅行者が12日朝、延べ1,000万人を突破した。1,000万人超えは3年連続。中国人観光客が大幅に減少したものの、前年より1日遅れにとどまった。タイやフィリピン国籍の旅客に対するノービザ(査証免除)措置などが奏功した。13日付自由時報が報じた。
1,000万人目となったシンガポール人女性(右2)。旅程は8日間で、臭豆腐やタピオカミルクティー、九份のデザートなど台湾グルメを楽しみたいと話した(12日=中央社)
今年1~10月の訪台中国人は延べ224万人と前年同期比84万人減少した。一方、政府が掲げる新南向政策の対象地域である、東南アジアからの訪台観光客数は延べ164万人と、前年同期比41万人増、33%増だった。うちベトナムは倍増、フィリピン、タイは50%以上増加した。
この他、韓国は延べ84万人と前年同期比14万人増で、率にして20%増だった。米国、カナダ、欧州なども8~11%成長した。日本は延べ152万人と前年同期比で0.5%減だった。
旅行業界団体、台北市旅行商業同業公会の柯牧洲副理事長は、2017年通年の訪台外国人数は延べ1,040万人と予測した。日本人、韓国人の滞在日数は3~4日、東南アジアからの旅客は5~6日で、嘉義、高雄まで足を伸ばすことがあっても、花蓮、台東まで行く人は少ないと指摘。2016年の旅客1人当たりの平均消費額は日本の241米ドルや中国の198米ドルに対し、マレーシアは142米ドルと少なく、訪台中国人減少分は補えていないと話した。
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