英インターコンチネンタルホテルズグループ（ＩＨＧ）の高級ホテル「キンプトン」が来年第３四半期に台北市の東区商圏でプレオープンする。キンプトンにとって初のアジア太平洋市場進出となる。13日付工商時報が報じた。
マレーシアのコーナーストーン・パートナーズ・グループが導入する。ＩＨＧとホテル管理契約を締結済みで、現在、忠孝東路と復興南路の交差点角で改装工事を急いでいる。
キンプトン台北は地下５階、地上14階建てで、客室は129室を計画する。台湾を訪れる香港、マカオ、シンガポール、マレーシアの富裕層が主なターゲットだが、法人顧客もターゲット顧客の約20%を占める。ビジネス目的以外の団体旅行客は受け入れない方針だという。
キンプトン台北は客室稼働率80％以上、平均客室単価7,000～8,000台湾元（約２万6,000～３万円）を目標としている。
