ニュース 金融 作成日:2017年12月13日_記事番号:T00074476
今年10月、遠東国際商業銀行(遠銀)のスイフトシステムがハッキングに遭って計6,010万米ドルが海外に不正に送金された事件で、金融監督管理委員会(金管会)は12日、セキュリティーシステムの整備不十分、システム管理者による口座番号管理の不手際などを理由に、同行に800万台湾元(約3,000万円)の罰金処分を下した。13日付工商時報が報じた。
同事件で遠銀は流失した資金の回収に努めたものの、16万米ドルを取り戻せず損失となった。英防衛大手BAEシステムズは、犯行の手口が北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」が以前に使ったものと類似していると指摘していた。
金管会は遠銀に対し、セキュリティー部門の充実や、外部の専門人材による情報セキュリティー体制の見直し、および関係者の処分も併せて要求した。
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