ニュース 電子 作成日:2017年12月14日_記事番号:T00074494
鴻海精密工業は13日、産業向けIoT(モノのインターネット)事業を手掛ける子会社の富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)を上海A株市場に上場させる計画を董事会で決議したと発表した。鴻海の子会社が中国で株式を公開する初のケースとなる。14日付経済日報が報じた。
鴻海は、世界的に▽インダストリー4.0(第4次産業革命)▽8K▽第5世代移動通信規格(5G)──の時代を迎える中、中国の産業向けIoT市場は急成長していると指摘。FIIを上海A株市場に上場させることでグループの優秀な人材を引き留められるほか、中国の人材、資金、市場を活用することで産業向けIoTエコシステムを構築し、グループの長期的な安定成長を実現できると説明した。
FIIの上海A株上場に向け、鴻海は来年1月31日に臨時株主総会を開く予定だ。業界関係者は、株主総会の承認後も台湾の経済部投資審議委員会(投審会)の審査を通過する必要があり、順調にいけば最短で来年半ばに上場を果たすと予想した。
鴻海はFIIの上海A株上場後も同社の発行済み株式の約85%を保有する計画だ。
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