ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年12月14日_記事番号:T00074505
外電によると、電気自動車(EV)大手、米テスラの今年の新モデル「モデル3」は、製造過程でのボトルネックが解消し、生産状況が大幅に改善している。同社に減速機(ギアボックス)を供給する和大工業(HOTA)は、テスラからの緊急受注への対応のために総動員体制で工場を稼働させており、同社を含む台湾サプライヤーの業績に恩恵が見込まれる。14日付経済日報が報じた。
和大工業の沈国栄董事長は13日、現在の出荷量は週5,000セットと、先月の週3,000セットから大幅に拡大したと説明。昼夜問わず残業によって生産を急いでおり、一部は空輸していると明かした。同社の大埔美精密機械園区(嘉義県)工場は現在、生産ラインが2.5本稼働しており、来年3月には新たにスマート生産ライン3本を増設、生産能力を週1万セットまで増強する。来年末までには生産ラインを14本まで増やす計画だ。
モーターメーカー、富田電機(フクタ)は、テスラの「モデルS」、「モデルX」のモーターの受注を獲得しており、来年分の受注は既にいっぱいだ。新竹科学工業園区(竹科)銅鑼科学園区の新工場では、来年3月に生産能力を増強する計画だ。また同社は、テスラが11月に発表した電動トラック「セミ」など、新モデルの導入テストで協力しており緊密な関係となっている。
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