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ASEとSPILの経営統合、来年10月に延期


ニュース 電子 作成日:2017年12月15日_記事番号:T00074516

ASEとSPILの経営統合、来年10月に延期

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)と矽品精密工業(SPIL)は14日、両社の経営統合計画について、両社を傘下に収める持ち株会社新設のための株式交換の完了日を、従来の今月31日から来年10月31日に延期することで合意したと発表した。中国商務部による同計画の審査が遅れ、認可が11月24日までずれ込んだためだ。15日付自由時報が報じた。

 両社は2016年6月に持ち株会社設立による経営統合を発表した。昨年11月に台湾、今年5月に米国の競争当局の認可を得たが、中国では商務部から計画書の再提出を求められ、審査が長引いた。

 ASEとSPILは来年2月に臨時株主総会を開き、4月末に持ち株会社を新設する予定だが、各管轄機関による審査状況によっては設立時期が前後する可能性がある。