ニュース 電子 作成日:2017年12月15日_記事番号:T00074518
人工知能(AI)向け高性能計算(ハイパフォーマンスコンピューティング、HPC)需要の高まりに応じ、2018年は「USB3.2」や「PCI Express(PCIe)4.0」といった次世代高速データ転送規格へのアップグレードが進むと予想される中、コントローラーIC設計大手の祥碩科技(ASメディア・テクノロジー)は既に、大手マザーボードメーカーやODM(相手先ブランドによる設計・生産)/OEM(相手先ブランドによる生産)から次世代規格対応チップ受注を獲得しており、利益倍増が見込まれている。15日付工商時報が報じた。
ASメディアは第3四半期、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の中央処理装置(CPU)「Ryzen(ライゼン)」向け高速チップセットの出荷が増加したこと、および「USB 3.1 Gen2」対応コントローラーICやブリッジICの需要が高まったことを受け、今年第1~3四半期の連結売上高が23億2,700万台湾元(約87億円)と既に昨年の通年売上高を超えた。
さらに来年はUSB3.2およびPCIe4.0対応チップの出荷が爆発的に増加し、売上高は前年比30~40%増、利益も倍増して10億元を突破すると証券会社は予測している。
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