台北101の今年の年越しカウントダウンでは、花火１万6,000発を300秒打ち上げるほか、台北101ビルの壁面に設置した発光ダイオード（ＬＥＤ）14万個から成るイルミネーション「Ｔ－Ｐａｄ」を用いた光のショーを午後11時59分から開始し、過去最長となる360秒間、夜空を彩る。15日付工商時報などが報じた。
年越し花火とＬＥＤイルミネーション「Ｔ－Ｐａｄ」のイメージ画像。デモ動画（https://www.youtube.com/watch?v=7T5E9NQPKQE&feature=youtu.be）も公開している（14日＝中央社）
ＬＥＤ看板「Ｔ－Ｐａｄ」は初めての試みだ。台北101ビル35～90階の外壁に設置されており、12月２日からスポンサー企業の広告や、フェイスブック（ＦＢ）で受け付けた市民の願いごとを表示している。
台北101の陳世明総経理は、最近大気汚染が話題で、台北101も一時３万発に上った花火の打ち上げを減らしているほか、「Ｔ－Ｐａｄ」の演出で視覚効果を高め、エコを実現すると語った。
スポンサーとして、交通部観光局が2,000万台湾元（約7,500万円）を賛助するほか、泰威飲料や台湾煙酒（ＴＴＬ）などが協賛する。
