ニュース 電子 作成日:2017年12月18日_記事番号:T00074541
16日付経済日報によると、アップルは新型スマートフォンiPhone8/8プラス、iPhoneX(テン)の販売伸び悩みや部品供給不足で、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)に対し、搭載プロセッサー「A11」の来年第1四半期の発注分を30%削減したとの市場観測が出ている。ウエハー投入枚数で前期比5万枚の削減だ。
今年はiPhone8/8プラス、iPhoneXへの買い替えがうまく進んでおらず、現在は前モデルのiPhone7の方が人気となっている。中国の一部通販サイトでは、iPhone8/8プラスの販売価格が下がり、iPhone7を下回ったほどだ。
TSMCは、iPhone7の搭載プロセッサー「A10」も受託生産しているが、16ナノメートル製造プロセスを採用しているため、10ナノプロセスの「A11」より単価が低い。このため、「A11」の受注減少は、TSMCの業績に打撃となりそうだ。
証券会社は、TSMCは例年第1四半期が非需要期だが、来年は「A11」の受注減少により、第2四半期まで非需要期が続くと予想した。
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