ニュース 政治 作成日:2017年12月18日_記事番号:T00074548
シンクタンクの新台湾国策智庫が15日発表した6直轄市の市長の施政満足度調査によると、最も高い支持を集めたのは鄭文燦桃園市長(75.9%)だった。16日付蘋果日報が伝えた。
鄭桃園市長は、満足度調査は市民の期待の表れで、今後一層努力すると表明した(中央社)
以下、陳菊高雄市長(66.2%)、林佳龍台中市長(56.1%)、柯文哲台北市長(51%)、朱立倫新北市長(49.9%)、李孟諺・台南市代理市長(25.8%)の順だった。不満足度では柯文哲台北市長(36.4%)が首位だった。
東華大民族事務・発展学系の施正鋒教授は「世論調査からみて、陳菊氏以外では民進党の次世代リーダーは鄭文燦、林佳龍の両氏ではないか」と評した。
また、蔡英文総統に対する支持率を6直轄市で調べたところ、不満足度が45.5%となり、満足度は28.8%にとどまった。対照的に頼清徳行政院長の満足度は40.3%、不満足度は33%だった。
ただ、頼行政院長の人気にも陰りが見え始めた。同時に発表された著名人の好感度調査では、陳菊高雄市長(51.7%)が最高で、2位が頼清徳行政院長(48.9%)、3位が鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長(46.9%)だった。頼行政院長は2位に入りこそしたものの、好感度が前回調査よりも7.4ポイントも後退し、初めて50%を割り込んだ。一例一休(週休2日制)の問題点是正に向けた労働基準法(労基法)再改正の迷走などが影を落とした格好だ。
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