ニュース 電子 作成日:2017年12月18日_記事番号:T00074549
大手スマートフォンメーカー各社は来年、顔認証に使用する3D(3次元)センサー機能を搭載した機種を相次いで発売する見通しだ。これにより、指紋認識による認証システムは主流ではなくなる可能性が出てきた。18日付電子時報が伝えた。
これまでに3Dセンサー機能の採用を決めたのは、アップル、中国勢の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、広東欧珀移動通信(OPPO)、小米科技(小米、シャオミ)などのブランドで、特に「iPhoneX(テン)」の同機能は注目を浴びている。一方、指紋認識機能を採用すると表明しているメーカーは中国の維沃移動通信(vivo)のみにとどまっている。
3Dセンサーと指紋認識の機能を搭載するにはいずれもコストが高く、メーカーにとっては双方の機能を搭載するのは不可能で、いずれかを選択せざるを得ない状況だ。こうした中、市場では3Dセンサーを採用する動きが強まっている。同紙は「市場のトレンドが変わらなければ、指紋認識ソリューションの市場は限られる可能性がある」と分析した。
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