ホテルチェーン大手、凱撒飯店連鎖（シーザーパークホテル＆リゾート）は16日、新北市板橋区で板橋凱撒大飯店（シーザーパーク板橋）と趣淘漫旅台北（ホテルチャムチャム台北）をオープンした。18日付工商時報が報じた。
シーザーパーク板橋は地下５階、地上31階建てで、客室数は410室。ビジネス目的の契約企業や富裕層の観光客が主なターゲットで、客室稼働率60％、平均客室単価4,500台湾元（約１万7,000円）を目標としている。
ホテル・チャムチャム台北は地下５階、地上20階建てで、客室数は337室。台湾や▽日本▽韓国▽シンガポール▽マレーシア▽香港▽マカオ──からの個人旅行客が主なターゲットで、客室稼働率70％、平均客室単価3,200元を目標としている。
凱撒飯店連鎖を展開する宏国集団の林鴻道副董事長は、来年第１四半期には▽国際ホテルチェーン大手のヒルトンと提携した「新板希爾頓酒店（新板ヒルトンホテル）」、板橋区▽阿樹国際旅店（アーツリー・ホテル）、台北都市交通システム（ＭＲＴ）小巨蛋駅近く▽内湖凱撒酒店、ＭＲＴ港墘駅近く──をオープンすると説明した。
