ニュース 電子 作成日:2017年12月19日_記事番号:T00074565
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は18日、中国・南京市の浦口経済開発区の用地15万2,347坪の地上権を取得したと発表した。存続期間は50年。取得額は7億8,600万台湾元(約30億円)で、1坪当たり5,159元と南京の工業用地の相場1万8,163元のわずか28.4%だ。設備業者は、同用地は来年5月に出荷開始予定の南京12インチウエハー工場の第2期拡張に充てると予想した。19日付工商時報が報じた。
設備業者は、TSMCの南京工場は中国初の16ナノメートル製造プロセス製品の量産拠点になると説明。TSMCは来年、台湾で7ナノプロセスが量産入りするため、台湾政府の規定により中国で10ナノプロセスでの生産が可能となり、中国で最先端の地位を維持できるとの見方を示した。
TSMCの劉徳音(マーク・リュウ)共同執行長(CEO、次期董事長)は先日、南京工場の量産後、生産能力を増強すると明らかにしていた。
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