フォルクスワーゲン（ＶＷ）グループの台湾支社、奥迪福斯汽車（アウディＶＷ台湾）は18日、傘下ブランド▽ＶＷ▽アウディ▽シュコダ▽フォルクスワーゲン・コマーシャルビークル（ＶＷＣＶ）──の年初来の新車販売台数が前年同期比16％増の２万3,000台となり、ＢＭＷ（１万7,000台）を抜き、輸入車市場でシェア３位になったと指摘した。19日付工商時報などが報じた。
同社は今年、新車約40モデルを発表しており、ラインアップの充実が販売増につながった。４位に後退したＢＭＷは、下半期は新車発表がなかった。トヨタ台湾総代理店の和泰汽車は、年初来の輸入車の新車販売台数が２万8,700台、２位のベンツは２万5,000台だった。
テレンス・ブライス・ジョンソン同社総裁は、来年の新車販売台数は10～16％増で２万5,000～２万7,000台と予測。19年にはメルセデス・ベンツを抜き、シェア２位を目指すと話した。
台湾市場の１～11月新車販売台数は前年同期比1.2％増の40万台で、うち輸入車が占める割合は41.5％と前年同期比９ポイント上昇した。
