ニュース その他分野 作成日:2017年12月20日_記事番号:T00074610
台北市内湖区の台北内湖科技園区(内科)で、イノベーションビジネスの創業と研究開発(R&D)拠点を開発するBOT(建設、運営、譲渡)プロジェクト(内科2.0計画)が19日に着工した。柯文哲台北市長によると、延床面積6,400坪の施設に産業イノベーションセンター、事業発展加速センター、人材育成センター、コワーキングスペース、実験スペースなどを設置する計画で、2020年5月の運用開始を予定する。20日付経済日報が報じた。
柯市長は「内科は台北市で最も重要な産業集積地で、年生産額は約4兆台湾元(約15兆円)に上るが、産業には新陳代謝が起きるもので、一定期間ごとに新たな製品を生み出す必要がある」と指摘。内科2.0計画により、産業にイノベーションおよび創業のエネルギーを生み出したいと語った。
なお台北市では同計画について、民間投資約48億元を呼び込み、50年の契約期間中に借地料、権利金、房屋税(建物固定資産税)、営利事業所得税(法人税)などで市政府に少なくとも91億8,300万元の収入が見込めるほか、毎年3,000件を超える就業機会が創出されるとみている。
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