ニュース 電子 作成日:2017年12月21日_記事番号:T00074619
LED(発光ダイオード)パッケージング(封止)およびLED照明大手の億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)は、自動車用LED事業について、来年は売上高構成比が10%以上へと現在の5%から大幅に拡大するとの見通しを示した。同社ではこのほど、中国に現地の自動車用LED市場開拓を手掛ける担当チームを立ち上げた。21日付電子時報が報じた。
エバーライトでは自動車用LEDの生産を専門に手掛ける銅鑼工場(苗栗県)が2016年第4四半期に稼働。今年上半期に、関連認証を相次いで取得したほか、生産能力も当初の2億個から、段階的に8億個まで増強される見通しとなっている。なお現在の主力製品はテールライト、ウィンカー、デイライト向けとなっている。
ただ、自動車のサプライチェーンは参入障壁が高く、製品の認証にもサンプル送付から正式な出荷まで8カ月~1年を要するため、現時点で売上高構成比は5%前後にとどまっている。しかし、来年以降、ヘッドライト向け製品の売り上げ貢献が予想されるほか、赤外線LEDやセンサー部品の分野にも参入を予定しており、自動車向け製品の売上高構成比も10%まで上昇すると見込んでいる。
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