ニュース 電子 作成日:2017年12月22日_記事番号:T00074645
パソコン大手、宏碁(エイサー)の陳俊聖(ジェイソン・チェン)董事長は21日、第1~3四半期の粗利益率は10.7%と過去13年で最高だったと明かした。営業利益率は1.4%で過去6年で最高だった。ゲーム用(ゲーミング)PCが好調だった他、バーチャルリアリティー(VR)やデジタルサイネージ(電子看板)といった新事業が貢献した。22日付工商時報が報じた。
陳董事長は、米国でブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日、2017年は11月24日)の週は、ノートPCの売れ行きが前年同期比78%増となった他、クロームブックは3.5倍、ゲーミングPCは4.28倍に伸びたと説明した。米国やカナダの軍の売店での販売が認められ、北米の軍向け販路での売れ行きは前年の4倍と話した。
市場調査会社NPDのPC販売統計によると、エイサーは11月末時点で北米市場でデルに次ぐ2位だった。アマゾン・ドット・コムの通販サイトでは、ノートPCの4モデルが販売ランキング上位10位入りした。
競争が激化している中国市場では、陳董事長は、第3四半期PC販売は前年同期比26%増、10月は前年同月の2倍、11月は13%増で、独身の日(11月11日)セールが奏功したと述べた。
陳董事長は、中国市場で低価格競争は行わず、現地に合わせた製品やマーケティングで勝負すると述べた(21日=中央社)
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