ニュース 電子 作成日:2017年12月22日_記事番号:T00074648
市場観測によると、中国の広東欧珀移動通信(OPPO)、維沃移動通信(vivo)、米アップルのスマートフォン大手3社が、サプライチェーンに対して相次いで来年第1四半期の発注量を大幅に削減しており、サムスン電子も追随するとみられる。世界的なスマホ需要の減退が原因とされ、中台の関連サプライヤーが打撃を受ける見通しだ。22日付電子時報が報じた。
OPPOはサプライチェーンに対する発注量を30%以上、vivoは10%以上下方修正したとみられる。業界関係者によると、OPPOが発注量を下方修正した背景には、利益率を維持するため中国のローエンド市場からの撤退を決めたことがあり、今後は「R」シリーズを強化し、「A」シリーズは当面刷新しない方針とみられる。
アップルは新型のiPhoneX(テン)、iPhone8/iPhone8プラスが搭載するアナログICのサプライヤーに対して発注見通しを20%引き下げたもようだ。アップルがiPhone8/iPhone8プラスのサプライヤーへの発注量を下方修正するのは今年第4四半期に続いて2回目で、同機種の販売不調が原因とみられる。来年第2四半期は新旧製品の端境期に入るため、アップルの中台サプライチェーンは1四半期以上の業績低迷に見舞われると懸念されている。
台湾のIC設計業者はまた、サムスン電子も発注量を10~20%削減すると予想した。
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