ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年12月22日_記事番号:T00074651
三菱日立製鉄機械と独シーメンスの合弁会社、プライメタルズテクノロジーズは21日、台塑集団(台湾プラスチックグループ)と中国鋼鉄(CSC)などがベトナム北中部ハティン省で操業しているフォルモサ・ハティン・スチール(台塑河静鋼鉄興業、FHS)に連続鋳造機4基を引き渡したと発表した。
今回引き渡した連続鋳造機は、▽スラブ連鋳機2基、年産能力各270万トン▽ブルーム連鋳機、150万トン▽ビレット連鋳機、120万トン──。
スラブ連鋳機は湾曲半径10メートルで、低、中、高炭素鋼や包晶鋼までの鋼種を対象とし、板幅900~1,880ミリメートル、板厚210~270ミリのスラブが鋳造できる。
ブルーム連鋳機は湾曲半径14メートルで、炭素鋼や合金鋼、バネ鋼、鍛造鋼、線材用鋼、タイヤコード鋼、ベアリング鋼などを対象とし、断面260×300ミリおよび360×450ミリのブルームが鋳造できる。
ビレット連鋳機は湾曲半径9メートルで、主に低炭素鋼、中炭素鋼、合金鋼などの鋼種を対象とし、断面130~180ミリ角、最大長12メートルまでのビレットが鋳造可能だ。
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