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AIイノベーション研究センター、18年元日に運用開始


ニュース 電子 作成日:2017年12月25日_記事番号:T00074668

AIイノベーション研究センター、18年元日に運用開始

 科技部の陳良基部長は22日、今後5年間で50億台湾元(約190億円)を投じる人工知能(AI)イノベーション研究センターについて、来年元日に運営を開始すると表明。既に▽バイオ医学関連、21件▽AI中核技術関連、19件▽スマートサービス関連、17件▽スマートマニュファクチャリング(スマート製造)関連、10件──の計67件の研究計画を承認したと明らかにした。23日付工商時報が報じた。

/date/2017/12/25/01AI_2.jpg陳部長(左)は、300人のAI専門家を招集し、毎年3,000人の人材を育てると話した(22日=中央社)

 AIイノベーション研究センターは科技部と台湾大学、成功大学、精華大学、交通大学の4大学が共同で設立するもので、台湾大学がバイオ医学およびAI中核技術、成功大学がバイオ医学、精華大学がスマート製造、交通大学がスマートサービス分野の研究を担当し、技術開発と応用範囲の拡大を進めるとともに専門人材の育成にも努める方針だ。

 陳部長は、5年後の2022年にはファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が開発を進める3ナノメートル製造プロセスによる半導体量産技術が成熟を迎えると指摘。強力なICを背景にAIは一般市民の生活の中に広く普及し、爆発的に応用が進むとの見通しを示した。