ニュース 電子 作成日:2017年12月25日_記事番号:T00074671
サムスン電子は今年第4四半期、第5世代工場を追加で閉鎖したことにより、ノートパソコン用液晶パネルの生産から撤退した。今年460万枚だった生産枚数は来年ゼロになる。これを分け合う形で、日中韓の液晶パネルメーカーは来年、ほとんどがノート用パネルの出荷を伸ばす。市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、友達光電(AUO)、群創光電(イノラックス)の台湾勢はデルやHP向けに出荷枚数が6%ほど拡大し、4,200万~4,300万枚の規模に達する見通しだ。25日付工商時報が報じた。
サムスンのノート用パネル撤退は、同製品の市場規模の伸びが見込めないがゆえの戦略的な判断で、今後はスマートフォン用アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)やテレビ用量子ドット液晶(QLED)などハイエンドパネルに注力する。
サムスンはアップルのMacBook向けにパネルを供給していたが、これも撤退する。その分はLGディスプレイ(LGD)、シャープなどが分け合う。LGDの来年のノート用パネルの出荷枚数は今年比23.1%増の3,300万枚、シャープは同48.1%増の400万枚が見込まれている。
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