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メリディジェン、幹細胞新薬が臨床試験へ


ニュース 医薬 作成日:2017年12月25日_記事番号:T00074677

メリディジェン、幹細胞新薬が臨床試験へ

 聯華電子(UMC)の宣明智・名誉副董事長が投資する新薬メーカー、宣捷生物科技(メリディジェン)は、早産児の気管支肺異形成症を治療する幹細胞新薬がこのほど、米食品医薬品局(FDA)から治験許可申請(IND)の認可を受け、近く臨床試験に入ると発表した。2年以内に第1相臨床試験を終えたい構えだ。23日付工商時報が伝えた。

 メリディジェンは臍帯由来の間葉系幹細胞を使った新薬開発に取り組み、これまでに10億台湾元(約38億円)を投資した。現在は増資の手続きを進めており、資本金を8億8,000万元から10億元に増額する計画だ。

 気管支肺異形成症向けの幹細胞新薬は、台北医学大学との提携で研究が進められたもので、動物実験では肺胞や毛細血管の再生、炎症抑制、線維化減少などの効果が認められた。