ニュース 金融 作成日:2017年12月25日_記事番号:T00074685
銀行業界ではインターネットバンキングなどの普及に伴い、銀行支店の存在価値が薄れる一方、現金自動預け払い機(ATM)の機能強化が進んでおり、ATMカードを持たずにスマートフォンだけで現金の引き出しができる、硬貨の預け入れや台湾元と外貨の両替が可能といった設備が登場しているほか、遠隔のオペレーターとの映像・通話で取引が可能なVTM(バーチャル・テラー・マシン、ビデオ・テラー・マシン)の導入も進んでいる。23日付経済日報が報じた。
台新国際商業銀行(台新銀行)は先ごろ、全家便利商店(台湾ファミリーマート)の台北市文山区の店舗に同行としては初めて、硬貨の入金が可能なATMを設置した。これまで硬貨の預け入れのためだけに銀行へ足を運ぶ必要があった夜市(ナイトマーケット)の露天商など小規模商店の経営者は、ATMを通じて24時間、自分の口座に預け入れることができるようになる。
なお昨年、業界に先駆けてVTMを導入した第一商業銀行(ファースト・バンク)の主管は、同設備は新しいものを試してみようとする若者によって利用されることが多く、銀行にとっては若年層の顧客獲得への貢献が期待できると語った。
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