ニュース その他製造 作成日:2017年12月25日_記事番号:T00074686
経済部統計処が22日発表した11月の工業生産指数は前月比0.38%上昇、前年同月比0.85%上昇の112.33ポイントで、7カ月連続で前年を上回った。工業生産指数の9割以上を占める製造業生産指数は前月比0.65%上昇、前年同月比1.16%上昇の114.32ポイントで、19カ月連続で前年を上回った。自動化設備の需要で、機械設備業がけん引した。23日付工商時報などが報じた。
11月の製造業生産指数のうち、機械設備業は17.65%上昇、自動車と部品業は5.85%上昇、国際原油価格の上昇などにより化学材料業は2.99%上昇した。
一方、電子部品業は前年同月比0.06%の上昇にとどまった。うち半導体業は0.27%上昇、液晶パネルと部品業は3.67%上昇だった。経済部統計処の王淑娟副処長は、例年9月と11月が高いが、今年はアップルの新型スマートフォン「iPhoneX」の発売が遅く、生産のピークも1カ月先送りされた影響と指摘し、12月に高まると予測した。
ベースメタル業は1.28%下落、パソコン・電子製品・光学製品業は4.21%下落した。
王副処長は、春節(旧正月、来年は2月16日)に向けた在庫積み増しで、12月の製造業生産指数もプラス成長が見込め、今年通年では約4%上昇すると予想した。1~11月の製造業生産指数は前年同期比3.97%上昇した。
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