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WILLER、国光客運に観光車両提供へ


ニュース 運輸 作成日:2017年12月25日_記事番号:T00074687

WILLER、国光客運に観光車両提供へ

 移動ソリューションを提供するWILLER(本社・大阪市、村瀨茂高代表取締役)は22日、国光汽車客運の完全子会社である旅行会社「国光暇期旅行社」へ出資することで国光客運と合意し、事業提携契約書を締結したと発表した。WILLERは今後、国光客運にIoT(モノのインターネット)を活用した観光車両「WILLERビークル」を提供。言語の壁により現地の交通機関の利用に抵抗感のある海外からの観光客を対象にサービスを行い、台湾での新たな旅行マーケットの創造を目指す。

/date/2017/12/25/13WILLER_2.jpgWILLERの出資を受け、国光暇期旅行社は「国光威楽暇期旅行社」に商号変更する(国光客運リリースより)

 WILLERビークルは、▽大型モニター・スピーカー▽冷蔵庫▽多言語対応コンシェルジュサービス▽全地球測位システム(GPS)と連動した観光ガイド▽無料の車内Wi-Fi▽充電用USBポート──を備え付けている。

 WILLERの村瀨代表取締役は、日本で展開してきた「安心」「ユニーク」「顧客との信頼」を基に、台湾に訪れるあらゆる観光客に、洗練されたこれまでにない世界観の旅行を提供したいと話した。

 国光客運の王応傑副董事長は、WILLERビークルを活用し、グローバルな客層に対応できるサービスを提供する他、台湾の限られた都市だけでなく、地域の魅力を伝えたいと強調した。