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FPCの同泰電子、中国泰州工場を19年Q2稼働へ


ニュース 電子 作成日:2017年12月26日_記事番号:T00074697

FPCの同泰電子、中国泰州工場を19年Q2稼働へ

 プリント基板(PCB)最大手、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)傘下のフレキシブルプリント基板(FPC)メーカー、同泰電子科技(ユニフレックス・テクノロジー)は25日、2018年設備投資予算として2億8,400万台湾元(約10億8,000万円)を董事会で承認した。中国江蘇省泰州市での新工場建設に1億6,000万元を投じ、2019年第2四半期に稼働する見通しだ。26日付工商時報などが報じた。

 泰州市の新工場は、当初のFPC生産能力は月間2万平方メートル。月間売上高1億5,000万~2億元が見込める。その後、生産能力を2倍に増強する予定だ。韓国メーカーの有機EL(OLED)パネル向けに供給するとされる。

 同泰は、韓国の大手顧客の需要に応えるため、19年の設備投資額は10億元に達すると見通しを示した。設備投資の予算執行は顧客の需要や市況により、柔軟に対応すると説明した。

 同泰の11月の売上高は前月比10.13%増、前年同月比19.28%増の2億8,000万元と過去29カ月で最高だった。1~11月の売上高は25億1,700万元で前年同期比10.83%増加した。