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ラクスジェン、19年に自社開発PHV発売へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年12月26日_記事番号:T00074701

ラクスジェン、19年に自社開発PHV発売へ

 自動車大手の裕隆集団は25日、台湾で2040年にガソリン・ディーゼル車の販売が禁止されることや、中国の厳しいCAFE(企業別平均燃費)規制に対応すべく、早ければ19年にも同グループ初となる自社開発のPHV(プラグインハイブリッド)を、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)ブランドから発売する方針を発表した。26日付工商時報が報じた。

 裕隆集団は同日、同社が4割出資している華創車電技術中心(HAITECH)から、エンジンやPHVの動力に関連する無形資産を12億1,000万台湾元(約46億円)で購入すると発表。技術移転後1~2年でラクスジェンからPHVの第1車種目を発売できる見通しだ。同車種の燃費はガソリン1リットル当たり50キロメートル以上を見込む。

 自動車業界団体、台湾区車両工業同業公会(車両公会、TTVMA)理事長を務めるラクスジェンの蔡文栄総経理は、台湾は南北で最長400キロメートルしかなく、航続距離がガソリン車と比べ短い電気自動車(EV)の発展に適していると指摘。一方で、充電設備の普及がEV発展の鍵だとして、政府に対しインフラ整備に力を入れるよう呼び掛けた。