ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年12月26日_記事番号:T00074703
自動車大手は春節(旧正月)前の販売シーズンを控え、台湾元高進行を背景とする値下げでシェアを拡大する輸入車に対抗すべく、「低価格で安全」を強調した台湾生産車を相次いで発売している。26日付工商時報が報じた。
ラクスジェンの蔡文栄総経理(右)は、若者はバイク事故が多いが、低価格で安全なS3が購入できれば、事故を減らせると話した(同社リリースより)
裕隆集団の自社ブランド、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)は25日、台湾生産セダン「S3」の2018年モデルを発売した。価格は55万9,000~68万9,000台湾元(約210万~260万円)で、エアバッグ6個に加え、横滑り防止装置(ESC)、トラクションコントロールシステム(TCS)、坂道発進補助装置(HSA)など安全関連のオプション12項目を装備。60万元以下で同様の装備は「台湾初」とうたっており、月間販売台数300台以上を目指す。
トヨタの台湾総代理、和泰汽車も同日、台湾生産ミニバン「シエンタ」の7人乗りモデルについて、価格は77万9,000~85万9,000元の据え置きで、エアバック6個を搭載し、安全性能を強化したほか、両側のスライドドアを電動にアップグレードした車種を来年1月より発売する。実質9万元の値下げとなるという。
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