ニュース 食品 作成日:2017年12月26日_記事番号:T00074705
アサヒグループホールディングスは26日、「アサヒスーパードライ」など台湾における酒類輸入・販売業務を、2018年1月から100%出資の新会社、台湾朝日啤酒(アサヒビール台湾)が行うと発表した。資本金は1億台湾元(約3億8,000万円)。これまでは三商行との合弁会社、三商朝日が担っていた。アサヒ飲料製品の輸入・販売業務についても、三商朝日の担う現行体制から、台湾可爾必思に移行する。
酒類輸入・販売業務をアサヒビール台湾に移行することにより、それぞれの地域や飲食店業態に強みを持つ複数の卸店を通じた幅広い販売網の構築、コンビニエンスストアなどの一部量販店への直接販売を行うことが可能となる。また、アサヒグループのマーケティング力を生かした需要掘り起こしと、幅広い商品ラインアップを柔軟に提案できる営業体制を強化する。
2016年の台湾におけるアサヒブランドの販売実績は、前年比15%増だった。新体制で販売強化に取り組み、年間販売目標100万ケース(633ml×20本)の早期達成を目指す。
台湾ビール市場は近年、微増傾向が続いており、16年は前年比0.7%増だったもよう。台湾産ビールは微減で、輸入ビールが市場全体を支えている。
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