ニュース 電子 作成日:2017年12月27日_記事番号:T00074721
市場観測によると、IC設計の鈺創科技(イートロン・テクノロジー)の3D(3次元)センサー技術が、米アマゾン・ドット・コムが運営する無人店舗とフェイスブック(FB)に採用された。イートロンの盧超群董事長は26日、無人店舗に採用されたことは認めたが、顧客については明らかにしなかった。27日付経済日報などが報じた。
盧董事長は、同社の3Dセンサー技術は自然光のある環境で最短20センチメートル、最長5メートル先の物体情報を検出できると説明。視野角は81度と広く、誤差は2%以内という。
業界関係者は、アマゾンが運営する無人店舗は6,000個の3DレンズとICを導入する予定で、全てイートロンの3Dセンサー技術を採用すると指摘した。また、中国の阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)や騰訊控股(テンセント・ホールディングス)も無人店舗を計画しており、イートロンと提携する可能性があると予想した。
イートロンの3Dセンサー技術は今後、スマートフォンや安全管理システム、無人自動車などへの応用も見込まれている。
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