ニュース 電子 作成日:2017年12月27日_記事番号:T00074723
液晶テレビなどのバックライト用導光板メーカー、茂林光電科技(グローバル・ライティング・テクノロジーズ)は、第4四半期からテレビ向け導光板価格を一部値上げした。材料のポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)価格が今年1トン当たり2,300米ドルから3,000米ドル以上に上昇したことが一因だ。27日付経済日報が報じた。
茂林光電はもともと、テレビ用とノートパソコン用の導光板のいずれもが主力だったが、日本からテレビ用の受注が倍増し、現在はテレビ用が45%に高まり、ノートPC用が約10%に低下した。
テレビ用導光板は材料コストがかさむため、同社の第3四半期の粗利益率は16%と過去最低、純利益は7,845万台湾元(約3億円)だった。第1~3四半期の純利益は2億3,700万元と前年同期比65%減少した。同社は来年、テレビの大型化、薄型化に対応するため、中国で工場を稼働させる予定だ。
一方、同社は今年第1~3四半期の売上高のうち、小型の導光板が30%を占め、うち7割がウエアラブル端末用だった。ウエアラブル端末用は来年も成長しそうだ。
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