国家生技医療産業策進会（生策会）は26日、医薬品・バイオ分野をリードするベンチマーキング企業60社を発表した。生策会はこれら企業をポータルサイト「Taiwan Healthcare+」を通じ、全世界に売り込んでいく計画だ。27日付工商時報が伝えた。
ベンチマーキング企業は、経営部門と研究開発（Ｒ＆Ｄ）部門に分かれ、経営部門では2014年以降の業績を基準とし、経営規模、収益力、成長性、輸出力、研究開発能力を評価。いずれも平均粗利益率が40％を超えているほか、入選企業の７割は１株当たり純利益（ＥＰＳ）が５台湾元（約19円）を超えている。研究開発部門は独特な研究開発に取り組んでいる企業40社が選ばれ、うち製薬が16社、医療機材が11社、精密医学および遺伝子組み換えが５社、農業バイオテクノロジーが８社だった。
