ニュース 社会 作成日:2017年12月27日_記事番号:T00074745
27日午前7時ごろ、台北市の南京東路と復興北路の交差点で、路線バスが中央分離帯に乗り上げる事故があった。信号機の柱がなぎ倒され、車の前部が大破した。運転手はかすり傷を負ったが、乗客1人は無事だった。自由時報電子版などが伝えた。
バスの衝突事故がこうも連続する状況は前代未聞だ(27日=中央社)
事故を起こしたのは東南汽車客運が運行する「棕10線」のバス。警察によると、運転手の居眠り運転が原因で、過重な長時間勤務などがなかったかを調べている。
台湾では今年下半期以降、バスの衝突事故が相次いでいる。
9月11日には高雄市岡山区の中山高速公路(国道1号)で阿羅哈客運の高速バスが道路内側のガードレールに衝突し、一部乗客が車外に投げ出される事故があり、6人が死亡、11人が負傷した。
10月9日には、台南市で興南汽車客運の運転手が走行中に突然心肺停止状態に陥り、コントロールを失った車両が道端の鉄柱に激突。乗客6人が負傷する事故となった。
10月31日には新北市新荘区を走行していた三重客運の運転手が突然意識不明に陥り、車両が道路脇のビルに激突し、炎上する事故が発生。運転手が足を骨折したほか、体の複数カ所にやけどを負った。
12月7日には台南市で府城客運の運転手が突然視界が真っ黒になり、車両が商店前の柱に突っ込む事故があった。
12月20日には台北市の重慶南路三段で、大都会汽車客運の運転手が新北市永和区に向かう中正橋の欄干に突っ込む事故があった。
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