藤田観光が台北市の忠孝新生エリアに四つ星クラスの「ホテルグレイスリー」を建設する計画について、協力企業の皇翔建設は27日、来年第１四半期に着工し、2020年に完成するとの見通しを示した。28日付経済日報が報じた。
ホテルグレイスリーは、敷地面積391坪で地上19階建て。客室数は248室の計画。藤田観光の北原昭ＷＨＧ事業グループ最高業務執行責任者（ＣＯＯ）は、日本人の台湾旅行が増加する中、台湾にホテルを設置して顧客ロイヤルティーを強化するとともに、台湾での知名度を向上させたいと抱負を語った。
皇翔建設はこの他、来年４～５月に士林官邸（台北市士林区）近くで五つ星のマリオットホテルを開業する他、20年に台北駅近くにマリオット傘下の五つ星ホテル、ルネッサンスをオープンさせる計画だ。
