ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年1月3日_記事番号:T00074791
昨年12月の新車登録台数は前月比4.4%増、前年同月比0.8%増の4万2,217台となり、通年では前年比1.1%増の44万4,669台と過去12年で最多を記録した。貨物税(物品税)減免措置の他、下半期に各社が新モデルを相次いで発売、販促キャンペーンを実施したことが要因だ。3日付経済日報などが報じた。
トヨタの台湾総代理店、和泰汽車の17年新車登録台数は12万8,084台で前年比8.2%減少したものの、シェアは28.8%で16年連続で首位を維持した。台湾生産セダン「カローラ・アルティス」の新車登録台数は3万9,887台と、車種別で17年連続で首位となった。輸入車SUV(スポーツ用多目的車)「RAV4」の新車登録台数は過去最高の2万2,440台と、新車市場で2位、SUVで7年連続首位、輸入車で9年連続首位となった。この他、ヤリス(日本名・ヴィッツ)が1万2,052台で6位、ヴィオスが8,569台で10位と、上位10車種のうちトヨタが半分の5車種を占めた。
三菱自動車の製造販売を手掛ける中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の17年新車登録台数は前年比4%増の4万8,248台、シェア10.9%で2位だった。3位は裕隆日産汽車で、4.7%減の4万2,631台、シェアは9.6%だった。
輸入ブランドでは、メルセデス・ベンツが前年比12.3%増の2万8,017台と、過去最高を記録した。シェアは6.3%で5位だった。台湾市場全体における輸入車シェアは過去最高の41.7%に達した。
業界関係者は18年の新車市場は、昨年並みの40万~44万台水準とみている。輸入車シェアはさらに拡大し、45%以上となると予測した。
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