ニュース 電子 作成日:2018年1月4日_記事番号:T00074810
ガラス繊維織物(ガラスクロス)の富喬工業(フルテック・ファイバーグラス)は、中国・広東省東莞市に設けた初の中国工場を第1四半期末~第2四半期初めに稼働させる予定だ。当初は織布機械180台でハイエンドの電子材料用ガラスクロスを生産する。中国の需要拡大を受け、年内に織布機械を400台に増やすことも検討する。4日付工商時報が報じた。
中国のガラスクロスメーカーは川下のプリント基板(PCB)向けの需要拡大を受け、昨年から電子材料用ガラスクロス、ヤーン(糸)の値上げが続いている。富喬工業は今年上半期も非需要期ながら需要が落ちず、第1四半期はガラスクロスが供給不足となって電子材料用、工業用ともにオファー価格が上昇すると予想している。
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