内政部の実売価格登録情報によると、李方酒店管理集団は昨年９～10月に、台北市の西門町にある商用ビル「英雄広場」（中正区中華路一段）の地上１～５階、８～９階、11～14階および地下フロアの計1,900坪を12億1,000万台湾元（約46億円）で取得した。徳天国際地産の田揚名総経理は、李方集団は西門町に観光客が多いことを好感し、４つ星のビジネスホテルを開業する計画だと予想した。４日付蘋果日報が報じた。
台湾房屋智庫の張旭嵐広報担当は、同ビルは台北都市交通システム（ＭＲＴ）西門駅２番出口の前で、繁華街から外れており、小規模オフィスの貸し出しが中心だったため、取得額は低かったと指摘。フロア設計を工夫すれば、収益性が高まると説明した。
李方集団は傘下に１泊1,000元余りの若者向けホテルから１泊１万元以上の５つ星ホテルまで幅広く持つ。ここ数年は５つ星ホテルの開拓に力を入れている。
