金融監督管理委員会（金管会）が４日発表した統計によると、米ドル建て保険の2017年１～10月の新規契約保険料収入は119億3,100万米ドルと前年同期の2.01倍に増え、同期の過去最高を記録した。台湾元高ドル安が進んだ昨年上半期に生命保険各社が米ドル建て保険の販売を強化したほか、台湾元建て保険に比べて保険料が安いことから新規契約が大幅に増えた。５日付経済日報が報じた。
17年１～10月の新規契約保険料収入のうち、投資型が32億3,700万米ドル、従来型が86億9,400万米ドルだった。
このほか、オーストラリアドル建て保険の17年１～10月の新規契約保険料収入は20億5,400万オーストラリアドル（約1,800億円）で前年同期比97%増、人民元建て保険は８億2,400万人民元（約143億円）で37%増となった。
