ニュース 政治 作成日:2018年1月5日_記事番号:T00074859
中国民用航空局は4日、台湾海峡の中間線のすぐ西側を通る航空路「M503」の北上コースとその接続コースを設定したと発表し、台湾側が抗議している。5日付聯合報が伝えた。
破線が中国が発表したコースで、実線が台湾海峡の中間線(4日=中央社)
M503は台湾海峡の中間線から最も近い場所で7.8キロメートルの位置を通る。中国側は2015年3月に既に南下コースで飛行を開始しており、今回は北上コースと東山、福州、廈門(アモイ)の3本の接続コースを新たに設定した。
これに対し、台湾行政院大陸委員会(陸委会)の張小月主任委員は臨時記者会見で、「民間航空を偽装し、台湾に対する不当な企てに出たものだ」と強く非難し、中国側に飛行中止を求めたことを明らかにした。
一方、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は「台湾側は正確に受け止めるべきだ」とし、新たな航空路は航空機需要の増加に伴う、安全の確保、遅延防止、旅客の権益保護が目的で、中台路線の運航にも役立つと主張した。
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