ニュース 電子 作成日:2018年1月8日_記事番号:T00074867
スマートフォン用カメラレンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が5日発表した昨年12月の連結売上高は前月比13.14%減、前年同月比10.43%減の48億7,800万台湾元(約187億円)で、市場予想を超える大幅減収となった。前月比、前年同月比ともに減収となったのは2016年2月以降で初めて。元大証券投資顧問の浦得宇産業アナリストは、中国のスマートフォンブランドが販売鈍化を受けてラーガンからの調達をやめたためと指摘した。6日付工商時報が報じた。
同社の昨年第4四半期の売上高は前期比8%増、前年同期比2%増の160億8,800万元、昨年通年は前年比10%増の531億2,000万元だった。
ラーガンは、非需要期に入る影響で1月売上高は前月比で減少すると予想した。市場では、前月比で20%の減収となれば、第1四半期は前年同期比で減益となる恐れがあるとの見方が浮上している。
浦アナリストは、アップルの新型スマホ「iPhoneX」の第1四半期の生産量はわずか2,600万台と市場予想の3,500万台を下回る可能性があり、ラーガンのiPhoneX向け出荷に影響が出ると予想した。
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