ニュース 電子 作成日:2018年1月8日_記事番号:T00074870
2018年の世界スマートフォン出荷台数が初めて前年割れに陥る可能性があると野村ホールディングスのアナリストが指摘した。市場調査会社ガートナーの統計によると、15年は前年比14.4%増、16年は7%増、17年は2.7%増と減速が続いている。6日付経済日報が報じた。
スマホ世界出荷台数の低迷は、新機種の機能や技術向上の余地が狭まり、大きな違いがなくなっていることから、消費者の買い替えペースが長引いているためだ。また、どのブランドの製品でも一定以上の水準に達しており、消費者がハイエンド機種よりも、価格の安い製品を購入する傾向が強まっている。
ストラテジー・アナリティクスの予測によると、サムスン電子の18年スマホ出荷台数は3億1,500万台と、前年を割り込む見通しだ。前年割れとなれば、「ギャラクシーノート7」の発火・爆発事故問題が発生した16年以外で初めてとなる。
アップルのスマホ最新機種「iPhoneX(テン)」も販売不振が伝えられている。カメラ用レンズを供給する大立光電(ラーガン・プレシジョン)は5日、例年需要期に当たる昨年12月の業績について「前倒しで非需要期に入った」と説明した。
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