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中鴻鋼鉄、春節期間も稼働


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年1月8日_記事番号:T00074872

中鴻鋼鉄、春節期間も稼働

 中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は川下メーカーからの需要に対応するため、春節(旧正月、2018年は2月16日)期間に大発工業区(高雄市)と彰化浜海工業区(彰浜工業区)のパイプ工場を除く、熱延、冷延など全ての生産ラインの稼働を継続する方針を決定した。6日付工商時報が報じた。

 中鴻鋼鉄の李聡昌総経理は、同社の1月の受注は台湾域内向け、海外向け合わせて19万5,000トン、2月の海外向け受注も7万トン余りと好調が続いていると説明した。

 中鴻鋼鉄は、中国政府が昨年から粗悪鋼材を取り締まり、生産能力が6,000万トン削減されたほか、中国で昨年11月中旬に始まった冬期の減産計画で今年3月まで鉄鋼製品の生産量が約6,000万トン減少する見通しだと指摘。また、中国の昨年の鉄鋼製品輸出量は7,000万トン余りと前年比5,000万トン減少しており、同社は中国の減産で浮いた海外の需要獲得に力を入れていると説明した。