ニュース 機械 作成日:2018年1月8日_記事番号:T00074873
機械業界団体、台湾機械工業同業公会(TAMI)の柯抜希理事長は6日、2018年の機械設備輸出額は前年比10%以上増となり、過去最高を更新するとの予測を示した。なお昨年12月の機械設備輸出額は20億~22億米ドルで、17年通年では250億米ドルと前年比20%増を見込む。7日付経済日報が報じた。
柯理事長は、今年はカスタマイズ化、自動化、スマート化がトレンドとなる他、世界的な自動車、航空、エネルギー、電子、鉄道産業の好調により、機械設備の需要が拡大するとの見方を示した。
程泰機械(グッドウェイ・マシン)と東台精機(東台マシン&ツール)の受注残高はそれぞれ30億台湾元(約115億円)以上、高鋒工業(kafo)は約12億元となっており、この他、亜崴機電(AWEA)、百徳機械(クアサー・マシン・ツールズ)などを含めた工作機械メーカー各社の受注見通しは4~5カ月先まで立っている。また、工作機械部品大手の上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)は、既に年末まで受注がいっぱいとなっている。
柯理事長は一方、台湾元高の進行によって各社の利益が縮小していると指摘。グッドウェイとAWEAが1月から製品価格を5~8%引き上げた他、ハイウィンもボールねじとリニアガイド価格の5~8%引き上げなどによって対応している。
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